豪傑の王子と悲しみの銀豹姫
TL蜜姫文庫チュチュ
出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン (2016/9/1)
表紙/イラスト 蘭蒼史様
《あらすじ》
もう悲しい目には決して遭わせない、約束する。
昼は銀色の豹、夜は麗しい娘――フロイラインはそんな悲しい運命を背負った姫だった。物心ついた時には黒い森にある古城で家令のアイネイアスと二人きり。心は後ろ向きになるばかり。いつものように森の中を駆け回っていたら、美麗な男と遭遇する。珍しい人間との遭遇にフロイラインの心は弾み、つい彼の頬をぺろぺろと……。楽しい時間は束の間。夜の帳が降り始めるとフロイラインは慌てて古城に戻ってきた。ところが男は豹の足のフロイラインを追いかけ、古城にやってきた! 男は隣国の王子エーレンフリートと名乗り、フロイラインに優しく接してくれる。傍にいたい、必死の想いで真実を告げると、エーレンフリートはフロイラインを受け入れ、愛をささやき、優しく官能の世界へと誘ってくれる。すべてを委ね、処女を捧げたものの、エーレンフリートの祖国では異種な姿の動物は不吉と言われていて――。
大人向け童話風ラブストーリー。
蘭先生の表紙が可愛らしくて、メルヘンチックな雰囲気を演出してくださっています。
ありがとうございます♡
美男子エーレンフリートは突き抜けてポジティブで、謎の令嬢フロイラインは常に悲観的。
エーレンフリートのキャラクターは、ラブロマンスのヒーローとしてはいかがなものかと心配していたのですが、いくつか頂いたブックレビューでは、おおむね好評のようです。読んでくださった方々~♪ 本当にありがとうございます。
そして、フロイラインに仕える黒髪の麗人アイネイアスとエーレンフリートの幼馴染みでシニカルなヘムレルは、私のお気に入りキャラです。
四人で繰り広げるおとぎ話の世界をお楽しみいただけたら嬉しいです。
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